大人気の天才 リチャード・ファインマン

Feynman

天才の経歴

1918年0歳:ニューヨークに生まれる
1935年17歳:MIT(マサチューセッツ工科大学)で物理学を学ぶ
1939年21歳:プリンストン大学の大学院生となり、ジョン・ホイーラー教授の助手を務める
1943年25歳:マンハッタン計画の任務に着任
1946年28歳:コーネル大学の教授に就任
1951年33歳:カリフォルニア工科大学教授に就任
1965年47歳:量子電磁力学の研究によりノーベル物理学賞共同受賞
1979年61歳:アメリカ国家科学賞受賞
1988年69歳:死去

天才の幼少期

2歳頃から大英百科事典をむさぼり読んでいた。12歳頃、壊れたラジオを直すなど様々な実験を行っていた。ラジオ修復の技術が評判となり、大人たちがファインマンにラジオの修理を依頼することも度々あった。化学と数学は高校まで学年でトップの成績であった。コロンビア大学を受験したが、当時アイヴィー・リーグを中心に設けられていた「ユダヤ人学生上限枠」のため不合格となったため、MITに進学することになった。

天才なところ

『ご冗談でしょう、ファインマンさん』でも有名なファインマン。そのタイトルからも分かる通り、その天才性と数々のユーモアのある話が小学生にも人気があるそうだ。正直なところ、その軽快な解説や、面白いエピソードの数々の印象が強く、『量子電磁力学』の研究でノーベル物理学賞を受賞したことのすごさは、『量子電磁力学』自体が難しすぎるのもあるが、あんまりわからない(;´∀`)
興味のある人は、下記の本で優しく解説してくれているので、一言では説明はできないですが、だいぶ理解は出来るようになると思います。

実際その研究のすごさは、ノイマンやアインシュタインも聞きに来るほど非常に優れたものであったそうだ。

ファインマンテクニック

『ご冗談でしょう、ファインマンさん』がおもしろいのも、その人間性がとても人気があるのも、このファインマンテクニックという、ファインマン独特の学習法があったからだろう。とてもわかり易く参考になるのでご存じない方は、ぜひ実践してみてほしい。

1.「テーマ」を決める

まず、自分が学習したいテーマが何なのかを決める。そのテーマは「天才」でも「落合陽一」でも何でもよい。

2.「テーマ」を人に教える

まずは、そのテーマについて自分が知っていることを紙に書き出す。ただ教える対象は子どもを想定する。子どもが理解できるように説明できるというのは自分がそのテーマに対してどれだけ理解できているのかがわかるからだ。簡単なことしか説明できないとすると簡単なことしかわかっていないということである。

3.勉強し直す

書き出してみると、自分の理解度がわかる。それで十分だと思えばそれで良いが、ほとんど理解できていない場合が多いだろう。

4.見直し

初めて書き出した時と、勉強し直して書き出したものを読み返すと、理解度を確認することが出来る。これの繰り返しで理解度が上がっていく。

まとめ

特にファインマンに関しては、その著書が圧倒的におもしろい。もし少しでも興味が湧いたらまずは本を手にすることをオススメする。

 

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。