世界を変えた天才 スティーブ・ジョブズ

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天才の略歴

1955年 0歳:養子として引き取られる
1972年17歳:リード大学入学。半年で中退
1974年19歳:アタリ(ビデオゲーム会社)のエンジニアとなる
1976年21歳:Apple Ⅰ発売
1977年22歳:Apple II初買い
1980年25歳:アップルコンピュータが株式公開
1984年29歳:初代Macintosh発売
1985年30歳:会長職以外、アップルでのすべての仕事を剥奪される。NeXTを立ち上げる
1986年31歳:ルーカスフィルムのコンピュータ関連部門を買収しピクサー社のCEOの座に就く。
1991年36歳:ピクサーでディズニーと契約
1996年41歳:アップルがNeXT社を4億ドルで買収。アップルに非常勤顧問で復帰
1998年43歳:iMac発売。アップル黒字へ転換
2000年45歳:アップルCEOに就任
2001年46歳:Mac OS X、iTunesとiPodによって音楽事業に参入
2004年49歳:膵臓がんと診断され摘出手術を受ける。
2006年51歳:ディズニーがピクサーを買収。ディズニーの個人筆頭株主、役員に就任。
2007年52歳:iPhone発売
2009年54歳:CEOを休職
2011年56歳:CEO辞任。10月5日、iPhone 4Sの正式発表を見届けた翌日に死去。

天才の幼少期

よくいえば想像力豊かで好奇心旺盛、悪く言えばイタズラばかりで勉強もせず、成績も悪かったらしい。小学校4年生の時の担当教師「イモジーン・ヒル」と出会い勉強が好きになる。翌年の1966年、11歳ながらジョブズは知能検査で「高校2年生レベル」の結果を出し、1年飛び級でクリッテンデン中学に入学する。この頃のことを振り返りジョブズは後に、“ほんの子どものころに少しだけ道を正すだけで、その後の人生は大きく違ってくる”と言い残している。あの時ヒル先生や他の支えてくれた先生に出会わなければ、100%間違いなく刑務所に入るはめになっていたと後に語っている。
大学は半年で中退。しかし、退学後はというデザイン文字の美しさに魅了され、カリグラフィの授業に出て、デザインを学ぶようになる。

天才なところ

世界で初めて、個人向けに完成品として大量生産・大量販売された、パーソナルコンピュータApple。その改良版として、専門の技術者ではない一般的な愛好家などでも使えるコンピュータとして製造されたApple II。そして、パソコン自体にデザインを持ち込んだ”Macintosh”、”iMac”。ITがオシャレなもの、そしてかっこいい仕事になったのにジョブズの影響は非常に大きい。
0から1を生み、1を破壊し、新たな1を作り続けたジョブズ。周知の事実であるが、その人間性の噂は枚挙にいとまがない。その天才性と性格は、アップル創業者ウォズニアックの評価を見ると、すべてが表現されているように思う。

ジョブズと初めて出会ったのは1970年頃かな。当時僕は「世界中のあらゆるコンピュータを自分で作れる」と思っていた。3軒隣の近所の友人に紹介されたのがジョブズ。彼とは人生の豊かさとは何か? についてよく語り合った。ジョブズはヒッピー型で、僕はカウンターカルチャー型。まあ僕のほうが年上だから、ジョブズは僕の意見の影響を受けているはずだね(笑) 学生時代、タッチトーンを再現して無料で国際電話を掛けられる機械(ブルーボックス)を作ったんだ。親には「絶対に家では使うな!」と言われたから、ジョブズと大学の寮で売りさばいたんだ。もちろん違法さ。いや本当に捕まらなくてよかった(笑) ジョブズが誰か有名人に電話してやろうというから「何を言ってるんだ。今は午前3:30だよ!」といって彼を止めた。だから6:00になるのを待ってローマ法王に電話したのさ。そうしたら法王の下の司教が電話に出たんだけど、イタリア語が分からないから電話を切っちゃった。もしローマ法王が電話に出たらだって?「僕の伯父はカトリックの神父です!」って言うつもりだったさ。 僕がジョブズにアタリの“ブロック崩しゲーム”を改良するよう頼まれた時、彼は4日でやってくれと言ってきた。徹夜して改良したブロック崩しを、ジョブズは「2人で作った」とアタリに言い、報酬をピンはねしたんだ(笑)。でもそれでいいのさ。僕は「ゲームを作れば子供たちが喜ぶ」と思って頑張ったんだからね。ちなみにアタリ時代のジョブズは人間関係に問題があって、いつも1人で夜の勤務シフトに入っていたよ(笑)

まとめ

身の回りにあるジョブズが作ったもの、それが影響したものを見たことがない人はいないだろう。それらの功績だけでなく、彼の人間性のエピソードも彼のカリスマ性を高める逸話として非常に面白い。現代を代表するジョブズの情報は、いたるところに転がっているので、気になる方は色々調べてみると非常に面白いだろう。

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