こちらの記事は下記記事の続きです。基礎編として先に書きをご確認ください。
読書の理解力を高める方法
前回の記事のより具体的な方法として、読書前に行う“予想”と、読書中に行う“感想の書き方”、読書後に行う“クイズ”のより具体的な方法があります。
読書前-予想の仕方
プレディクティング(予想)
その本に何が書かれているかどう言うことが書かれているか、タイトルや買った経緯などから予想を立てます。
インファイリング(行間を読む)
パラパラと本の全体を見て内容を推測する(プレリーディング)。本の中の図解やグラフ、写真などを見て内容を推測する(イメージトレーニング)
読書中-感想の書き方や読み方
コネクティング(知っていることに結びつける)
それぞれに関して、近いかどうかを結びつけて理解する
text to text. 読んだことのある本に結びつける
text to self. これまで自分が体験したことや感じたことに結びつける
text to world. ニュースなど世の中の出来事に結びつける
サマライジング(要約する)
自分の言葉で言い換える。要するに○○のように一言でまとめる。要するにこういうことがいいたいんでしょ?と章のタイトルや序文と末文などに目を通してざっと把握する。ここでようやくできそうな内容であれば斜め読みで十分。
読書の落とし穴として、知っていることや興味のないことも読まなければいけないと読み進めてしまう場合があるので、時間の無駄を避けるためにも、ざっと目を通して、興味があるかどうかを判断するのがよい。
読書後-思い出し方
ビジュアライジング(映像化する)
小説や映画のようにストーリー的に思い出す。実用書などはストーリーがつけるのが難しいから、論理構造を当てはめるのが良い。
前提 → 解説 → 結論
上記を図式化すると理解がしやすくなる。
クエスチョニング(自問自答)
読書後だけでなく、前、中、後と全タイミングで行えるとより理解力が上がる。内容は、下記チェック表を参考に。
クイズチェック表
- 問題意識はなにか?
- 解決法はなにか?
- どの様に始まりどの様に終わったか?
- 自分は何を学んだか?一行で良い
- キーポイントはなにか?本によっては、章ごとにチェック
- 図やグラフから何を学んだか?
- 他の本に似てるところと違うところはなにか?
- 読んでどんな感覚になったか?
- なぜこの本が重要だったのか?
- 作者の意図はなんだったか?
- タイトルは良いタイトルだったか?
- 自分だったらどういうタイトルにするか?
- 専門用語を作者はどういう意味で使っているか?
- 一つの章を選んで、その章の要約をする
- 前書きはほんの理解に役立ったか?
- 本を面白くしている工夫はなにか?
- 前書きや目次をどう工夫しているか?
- 作者の意図のどこに賛成できるか?その理由は?
- その本の特徴はなにか?
- 終わり方は良かったかどうか?
- どんな事例を出していたか?
- 最も重要な一文はなにか?
- 作者がこだわった一文はなにか?
- 最も心に刺さった内容はなにか?
終わりに
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