移動魚屋にだってなれるライブコマースは未来のお店の在り方

メルカリちゃんねる

今、話題の仕事、ライブコマース。中国では2時間で3億円の売上を上げる人も出てきているという。ライブコマース自体はテレビショッピングなどがあり、これまでないわけではなかったが、スマホ、フリマアプリ、動画という要素が結びついたことで、さらなるビジネス機会をもたらしたと言えるだろう。

ライブコマースとは?

ライブコマースとは簡単に言うと、生の通販番組である。生放送で、販売者とのリアルタイムコミュニケーションが出来ることなどが特徴である。

ライブコマースが流行る理由

  1. すぐに買える(アプリ連動)
  2. ネットなのに安心感(コミュニケーション)
  3. 販売者のファン(動画がおもしろい)

ライブコマースの特徴と、その特徴ゆえに流行る理由が上記である。まさに、今風、現代の流行り要素が複数融合している。

1.すぐに買える(アプリ連動)

あえて語るまでもないが、今や、amazonや楽天、ヤフーなどネットで商品を購入したことがないという人は、ほとんどいないだろう。ネットでは買えるけど、アプリは少し不安…という人もいるようだが、セキュリティ面では、もはやスマホの方がセキュリティは高い。ただ、習慣化していないアプリでの購入不安は、amazonや楽天のようにすぐに習慣化するだろう。何よりも、ポケットから出して、数クリックで完了する気軽さは他にはない。

2.ネットなのに安心感(コミュニケーション)

EC+販売者評価+接客(双方向コミュニケーション)+アプリ

ECの不安というのは、上記と同様ただの杞憂でしかないが、生配信を通して販売者とコミュニケーションできることや、顔、販売者評価など、これまでのECにはなかった要素が+αされている。ネット通販が一般的になった現在、これまでのネット通販よりも評価基準が多く、なおかつアプリ上で使えるという気軽さは、これまでの通販体験を大きく変える。

3.販売者のファン(動画がおもしろい)

販売者自身(ルックスや喋り、動画内容等)の評価や人気が売上に直結する

一番の特徴がこの点だろう。通販番組、生、双方向コミュニケーション、アプリ化という点では、頑張ってリスクをとればできなくもない。そのリスクとは、生のクレーマー対応や不公平性の緩和など、不特定多数への均質化した接客によって、生まれざるおえない諸々のリスクである。企業体として、挑戦するのはなかなか勇気がいると思われる。

その点、ライブコマースで成功しているのは個人である。(配信上)個人だからこそ許容される点やリスクなどもあるが、個人としてコミュニケーションすることで、ユーザーがファン化しやすい。もちろん、その逆もしかりである。

ライブコマースをやる方法

アプリ化、インフラ化ができたことで、誰でもライブコマースをすることが出来るようになった。要は“店”ができたわけだ。あとは、お客さんを呼ぶ(集客)、お客さんに販売する(接客)だけである。
これまでも、webサイトやBASEなど、無料で簡単に作れる店舗は無数にあったし、SNSを使えばいくらでも販売方法はあったが、誰もが簡単に販売できるという意味で、メルカリなどのフリマアプリは画期的だったのだろう。

人気ものになること

  1. 売れるものを販売する
  2. PRする
  3. 自分を売る

店は簡単にできても、一番難しいのが集客だろう。集客できるだけの魅力があれば、よほどの暴利な商売でもない限り売れる。集客方法はリアル店舗と何ら変わりない。ただ、現在がこれまでと決定的に違うのが、“自分を売る手段”が無数に出来上がったことだ。
SNSという自分のプラットフォーム(店舗)に、動画配信や、ブログ記事や、写真などの(個人商品)を上げる。そこから、ユーザーを引っ張ってくるだけである。

自分を売るモノとは?

人気者、有名人になればよい!なんてことは、誰もがわかっており、それが一番難しいことだろう。もちろん私もわからない。わかっていたら苦労しない。
ただ、わかっていることは、下記のグラフでもでているように、ライブコマースのし上はまだまだ知られていない。

マクロミル(調査期間:2018/6/14~6/15)

上記を見て、あまり知られていないから、ダメだと思うか、これからだと思うかで考え方は大きく変わる。

なにを売る?

あまり知られていないということは、当然商品数もコンテンツも少ない。一番簡単な方法は、とりあえず実績を作るために、価格がすぐに落ちやすい商品(発売日が新しいもの)を、定価から少し安めの値段で販売してみよう。安売りだから、多少接客が悪くても売れるだろう。販売を繰り返せば接客術は自然と上がっていく。

50件も販売実績を作れば、新しいものの安売りの人と思われるかもしれないし、初めて買う人は実績を見て安心感を持つだろう。後は、安く買う方法を探せばいい。

そのうち人気ものになっている

それ以外にもVtuberになったり、海外旅行に行って海外から直接販売してもいいだろう。個人的にはVtuberのCGを作っておいた方が、後々応用の幅が無数に広がるが、Vtuberになるのはハードルが高いと思っている人も多いようなので、そういう人は知らないが、自分に売れるものがないのなら、売れるコンテンツを探せばいい。

実績を積んでいけば、勝手に認知されだすだろう。はじめから人気者になろうというのがどだい無理な話である。人気ものになるために試行錯誤すること、よほど、的外れでもない限り、その過程が自分の人柄を表し、人はそこを評価する。

要は恥ずかしがったり、かっこつけたり、言い訳したりしてないで、さっさと始めるのが一番ということですね。ということで、ライブコマースはやりませんが、今時分に出来ることとして3Dプリンター製作とブログを始めてみましたので、皆様これからもご支援頂けると嬉しく思います。(´∀`*)ウフフ

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