天才って何


言葉というのは不思議なもので、おばけや宇宙人という簡単に理解できないのものを私達は、言葉で定義付けし、何かしら理解した気にして、ひとまず納得してきました。天才というのも一つの定義で、自分には理解できない存在をまるっとまとめて表現したりします。そんなよくわからない天才というものがどういったものか考えてみましょう。

天才のパターン

天才と呼ばれる人に最も多いパターンを考えてみると下記の様なパターンに分けられます。

  • 環境特化タイプ
  • 努力タイプ
  • IQタイプ
  • 振り返りタイプ

環境特化タイプ

子供の頃から勉強ができて、天才や神童などと言われ、周囲に努力を感じさせずに、周辺環境の中で突出した結果を上げているタイプ。周囲に努力を見せていないだけのパターンもあるが、環境の基準評価軸から突出しているため天才とくくられる。

努力タイプ

同カテゴリーに所属する人からすると、圧倒的な努力家(実践者)という評価だが、よく知らない人からすると評価軸がないので、同カテゴリーの人の評価を基準としており、風評の傾向が強い。当事者はむしろ、より上の天才を意識していて、天才と言われることにうんざりしていたりする傾向もある。
天才=努力家と定義づけられることも多いのも、このパターンがわかりやすいからだろう。

IQタイプ

よくある金田一少年タイプ。構築能力に長けている。一般的な論理では理屈が通らない論理の飛躍を、画期的なアイデアで答えを見つける。常人にはすぐに理解できにくい論理を構築出来るので、自分に比べて発想がないぶん天才とくくりやすい。

振り返りタイプ

一番天才ぽいタイプ。ただし、同時代や同環境を生きる人にとっては、先を行き過ぎているため天才と意識するのにタイムラグが生じる。いわゆる変人などもこのタイプであるだろう。インターネットの発達のおかげで、同環境外からの視点が入ることにより、発見されやすくなってきた。

まとめ

主観にてまとめてみたが、必ずしも上記に分かれるわけではなく、場合によっては、ひとつのタイプだけでなく、すべてのタイプに当てはまる人もいる。あくまでも、天才と思われるのは、何らかの基準値(環境や履歴や評価対象)よりも突出している人のことを指し、ざっくりいうと、マスターヨーダのようにレベル設定が、圧倒的に上の人を天才と呼ぶ傾向が高いように思う。なので、天才と感じる人がいて、その人を天才と呼ぶことに意味はあまりなく、むしろ降参しました。的な白旗宣言に近いように思う。

ということで、天才と言って一括りにしてしまうのは非常にもったいなく、天才と思われる常人にはなかった、発想や考え方を生み出し続ける人が天才なのだから、その人のエッセンスを学び取ろうというのが、私達常人にとっては、効率よく成長できる方法であり、マスタージェダイに近づくための最良な方法だと思ったので、こちらのサイトを作りました。という、雑な締めくくりでまとめてみたいと思います。

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