仮想通貨ビットコインが代える3つのもの その3.モノの価値

ビットコインとは

この記事は、下記記事の続きです。


仮想通貨がもたらす評価経済社会

昨今、ホリエモンやキングコング西野さんのオンラインサロンに代表される”オンラインサロン”が増えてきました。オンラインサロンに関しては、以前に書きましたのでよろしければ下記をご覧ください。

評価経済社会とは、その人の“信用”や“ブランド”が文字通り評価され、その“評価”が価値となる社会です。オンラインサロンやライブコマース、youtuberなど昨今のビジネスモデルは、この評価経済社会を物語る事例と言えるでしょう。

評価というのは、前回の記事でも書いたように“コミュニティの中”に生まれるものです。コミュニティというのは、お金であり、経済の本質です。人が複数いることでコミュニティは作られ、そのコミュニティは、友人関係や知人関係など、何らかの“信用(ルール)”によって成り立っています。

少しわかりにくいかもしれませんが、友達や知人、会社グループの中で“悪い行い”を行った人は、グループから外されます。それは、友達や知人などの“信用(ルール)”という価値が壊されたからです。

ルールの中で、共通言語や共通認識が生まれ、コミュニティは成熟していきます。その結果生まれたのが“お金”であり、コミュニティ通貨です。

コミュニティ通貨とは“信用”

コミュニティ通貨というのは、“信用”が元になっています。ただ、信用という不確実なものだと、価値が人や状況によって代わってしまう可能性があるので、代わりにくいものとして、“金”が設定され、“為替”が導入されるようになったのが現在の社会です。

お金は大衆価格、コミュニティ通貨は主催者価格

これまではどんなものにも、「これぐらいの値段だったら、文句もいわれないだろう」というおおよその人が納得する大衆価格というものを、誰もが当たり前に設定してきました。大衆という不特定多数に販売するのが目的で、大衆の様子を伺うように価格設定がされます。

評価経済社会では、コミュニティという“明確な存在”に向けて価格を設定するので、大衆には迎合しません。むしろ、「この価格で文句があるやつは買わないでいい!」というような感覚に近いです。このような価格設定は、海外では一般的なように思いますが、“一億総中流”の日本では特殊なものです。例を挙げるとわかりやすいのが、“チケット”ですが、その話をすると長くなりそうなので、いつか機会があれば書きます。要は、販売者が主導権を持って売るのが評価経済社会の価格設定です。

仮想通貨はTポイントと一緒

そして、その価格設定というのは、一般的な“お金”である必要がありません。販売者がそれで良しといえばそれで交換が可能になります。これまでもそういうことができなくはありませんでしたが、不特定多数に対して、そのような交換方法は無理があります。

ただ、これまでも“お金”の代わりに“ポイント”が使われてきました。お金の発行には厳しい制限があるので、ポイントというもので代替していたわけです。

それでは、もしTポイントが世界中で使え、なんでも買えるようになったらどうでしょうか?現在、Tポイントは、Tポイントカード圏内でしか使えません。でも、購入や来店したら、Tポイントが貰え、同時に支払いも可能になるとしたら…。

さて、Tポイントとはなんでしょうか?TポイントとはTSUTAYAが作っているただのポイントです。

まとめ

長くなったのでまとめますが、仮想通貨、ビットコインは、世界中で使えるTポイントです。

1.ポイントは、ネット上で管理され銀行を必要としません。

2.仮想通貨(Tポイント)は誰でも発行できます。

3.その価値は、大衆価値(モノの価格)に迎合しません。

最終的なまとめとして、仮想通貨ビットコインとは、Tポイントだ。となりましたが、世界中でTポイントが使えるようになることで、上記の3つが大きく代替されます。Tポイントというと、チープな感じになってしまいますが、その可能性は無限大であり、これまでの概念を大きく代えます。

財布の中のポイントカードが一枚に集約され、同時にお金の役割も果たし、同時にスマホアプリに代わる。まとめると、「え?そんなこと?」という感じですが、これが非常に難しく、世界というものを一つにすることの難しさなのです。

なんて、最後は少しカッコを付けてみましたが、ちょっとわかりにくくなったので、また今度まとめようと思います。

 

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。